結露対策~試作その3(データ編)

前回までは結露対策ファンを試作するまでの紹介でしたが、今回は実際に、昨年2016年11月~今年の3月まで、北側の2部屋に1台ずつ設置した結果についてまとめてみました。

結露対策ファン 2016年12月 北側の窓 比較結果

まずは、結露対策ファンの効果について。
両部屋のファンを設置した窓について、窓全面が結露した日は0日、厳しい冷え込みの日でも一部(主に金属サッシ部)に結露が発生する程度(前年までは、10日以上全面結露が発生していた)だったため、かなり効果があったのではないかと思います。

右の写真は、毎年結露がひどかった北側の洋室(9畳)の出窓に設置した様子(2016年12月)。約90cm幅の窓2枚の左側にファンを設置してみました。

結露対策ファン 仕組み

ファンはカーテンの下に設置し、温湿度センサーのデータから結露になりそうな状態になったら自動でファンを回し、室内の暖かい空気を取り込みつつ、窓周辺の冷気が停滞しないようにすることで結露を抑える仕組み。

 

 

温度、湿度、ファンなどのデータは、WiFiモジュール経由で、5分間隔でIoTクラウドサービスの ThingSpeak にアップロード。
グラフは、2016/12/1~2017/3/31のデータを ThingSpeak からダウンロードし、Excelでグラフ化したもの。
グラフ上側は全期間、下側は2017/2/5夕方から1日の稼働状況。
温度は赤色、湿度は青色、露点温度は黄色、ファンの出力平均電圧は緑色。
1日の稼働状況からは、2/5夕方から湿度が上がることで露点温度が上昇し、ファンが稼働していることが分かる。21時頃から翌日6時頃まではファンが稼働することで部屋の空気を窓とカーテンの間に取り込むことで温度が上がり、湿度が下がることでファンが停止、また湿度が上がるとファンの稼働を繰り返していることが分かる。

結露対策ファン稼働実績: 2016/12/01-2017/3/31

今回利用したクラウドサービスの ThingSpeak は、データの蓄積だけでなく、分析するためのツールなども充実しているので、今後活用できればと思います。

今回の試作での材料費は、約7,000円(※レゴブロック代除く、ファン:3,500円、回路部品他:3,500円)、電気代は推定月80円(0.006kWx16(時間/日)x30日x27(単価))でした。

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